とりあえず。
基本構造は全情報を複数のサーバに投げっぱなしでローカルのいろいろ復旧もサーバからもってくる。
フォロー情報なども一カ所で保管しないので複数クライアントでも同じ環境が再現できる。必要なのは秘密鍵のみ。
クライアントはWeb ではiris というのがあるのですぐにでもはじめられる。
注意点は1つ。秘密鍵の扱いに注意というところ。
nsec1 からはじまるものが秘密鍵。投稿、DM読み、フォロー管理、設定などに使用する。
npub1 からはじまるものが公開鍵 自分を見つけてもらうためなどに使用する
Webクライアントもあるが、鍵を渡さずに使うために秘密鍵管理にプラグインなどいれておく方がいいかもしれない。
というわけで、Alby をさくっと入れてみた。
nostr 自体のクライアントは
などがある。Android用Damus は存在しないので偽物。
発展途上な感じなのでいろいろ自由かもしれないが人もすくない。スパムは多い。
とりあえず Web の iris.to 上で進める。
id を入れるとアカウント作成は完了。設定から秘密鍵をバックアップしておけばどのクライアントでも利用できる。
[Settings] -> [Language] で 日本語にするだけ。
[設定] -> [アカウント] で 公開鍵(Public key) と 秘密鍵(Private key) をメモする
Copy npub と Copy nsec でコピーできる
文字 | ||
公開鍵(Public key) | npub1からはじまる | |
秘密鍵(Private key) | nsec1からはじまる |
Public key は公開可能。Private keyはパスワード兼IDなので公開しないように注意する。
Albyなどのブラウザ拡張機能に秘密鍵を登録したら、irisはログアウトして拡張機能を使って再度ログインするのがおすすめ。
鍵さえあればはじめられるが、本人確認的なこともできなくはない。
iris.to が認証機能にも対応している [設定] -> [iris.to] が、iris.to の本人確認だけではあれなので。
Webにnostrの情報をのせるだけ
https://example.com/.well-known/nostr.json?name=user な感じのところを参照するとnostrの公開鍵を変換したものが確認できるものを置くことで関連性を相互に証明できるかたち。
ヘッダも若干対応が必要なので .htaccess っぽいところの編集が必要な場合がある。
nostr.json は固定ファイルでもいい
npub から変換するnostr.json変換器 http://siisise.net/nostr/npubconv も適度につくっておいたので勝手に使って。 https://dev.jp/.well-known/nostr.json を {"names":{"okome":"8246b544273746c4b2d9a8599117f7f310cd9c87f58ed0860e432a9a39c8c060"}} のようにする ドメインの管理人などでは "okome" を "_" にしてもいい。数字はnpub のキーから変換したもの。iris.to などで「元データを確認する」などで見ることもできる。
あとはサーバ側で .htaccess などで
access-control-allow-origin: *
のヘッダを追加することで他サイトのJavaScriptからも参照できるようになる。
認証ができると iris だと https://iris.to/dev.jp や https://iris.to/okomeki@siisise.net でも個人のページが開けるようになる。
Alby の場合は okome@getalby.com のようなアドレスも使える。
Alby で完結できるので、Albyのlightning address を入れる。
iris の Bitcoin lightning address (lud 16) に使えるアドレス。
https://getalby.com/lightning-address このあたりからアドレスももらえる。ここにBitcoin のsatoshi という単位の通貨を入れることができる。
少額の投げ銭などで気軽に使ってみるといいかも。手数料はビットコインと変換しなければ特に必要ない場合が多い。
Lightning Network なアドレスなのでnostr 以外でも使えるよ、というメモ。
これも /.well-known/ なものを使うが、個人サーバに置くものでもないので省略。
Alby のほかに Wallet of Satoshi なんかが流行っていたっぽい。
okome@getallby.com とか メールアドレスっぽい形をしているのでメールと混同しないよう注意。